「手紙を書く」という贅沢な時間
先日、久々に便箋と封筒を取り出して友人に手紙を書きました。
仲良しの友人にバレンタインチョコを贈る際に、一緒に同封してもらう用です。
中高生のころは毎日のようにメモ帳に手紙を書いて渡しに行ったりしていたものだけど、最近ではすっかり手紙を書くってなくなってしまいました。
そういえば、今の中高生って手紙交換とかもうしないのかな?
全部メールで済ますんだろうか?
私が高校生の頃はケータイもあったけど、なんだかんだお手紙書いたりしてたんだけどな~。
自分の気持ちや文字とゆっくり向き合う時間
手紙自体は書く機会がめっきり減ってしまったけど、いまでも友達にものを贈るときなどにお手紙を添えたりします。
ここ数年だと、誕生日はもちろん結婚のお祝いや妊娠・出産のお祝いに贈り物をすることが増えたなあ。
おめでたいことが多いってことでハッピー!
そんなときに添えるお手紙を書くとき、頭の中にある文章や気持ちを文字に起こすまでの時間がメールよりも時間がかかることや、間違えると消すのが大変だったりもあって、ゆっくり頭の中で文章を考えながら穏やかな気持ちで書き進めます。
自分の字の癖とかバランスなんかもついつい気にしたりしながら、真っ白の便箋がだんだんと埋まってくる様子もなんだか楽しいし気持ちいい。
仕事でも文字を書くことは減ってしまったし、第一仕事ではそうゆっくり時間をかけて自分の考えや文字を向き合ってるわけにもいかないので、こういう手紙を書く時間は結構大切で貴重なのではないかな~と思っています。
「手紙を書く」ために時間を設ける贅沢さ
結構時間かかるんですよね、手紙を書くのって。
普段メールとタイピングに慣れちゃってるから、ちょっとしたカードでも意外と時間がかかったりする。
ましてやレターセットやカードを選んだりしてるととくに。
だからいつも、手紙を書く時には「明日は手紙を書くぞ」と予定に入れ込んでしまって、わざわざ「手紙を書く時間」を設けます。
これがまた贅沢!と自分では思っていて、わくわくしてしまいます。
この間バレンタインに友人に手紙を書いたときは、手持ちのお気に入りのレターセットとペンを持って、カフェで手紙を書いていました。
家で落ち着いて書くのもいいし、カフェでコーヒーを飲みながら書くのもまたオツ!
お気に入りのレターセットを集めるのも楽しい
もともとデザインを勉強していた経緯もあり、美しい紙や紙の質感、印刷などいわゆる「紙もの」が大好きです!
「なかなか使わないけど~」と思ってはいるけど、旅行先なんかで見つけたレターセットのストックがいくつかあります。
イギリスにいたときに、イギリスの高級百貨店John Lewisのオンラインショップで買った、ボタニカル柄&花柄のレターセットや、オックスフォード大学にあるルイス・キャロルのお店で買った、「不思議の国のアリス」のテニエルによるオリジナル挿絵がクリーム色の紙に印刷されたレターセットなどなど。
他にも万年筆やシーリングワックスなど、手紙を書くためのグッズはたくさんあります!
ただのボールペンでも滑らかさや太さなどかなり種類があるので、文房具こだわり始めるときりがないですね。
ちょっとしたことですが、手紙を書くと自分も穏やかに贅沢な気持ちになれるし、手紙をもらった方もきっと喜んでくれるので、たまには不精せず、時間をかけて手を尽くして思いを伝えるのも「贅沢」かと思います。