大人の女性必見!Primeドラマ、絶妙な笑いと悲しみあふれる「FLEABAG」
最近はまっていた海外ドラマを紹介します。
その名も、FLEABAG!
Amazon Primeのオリジナルドラマで、BBCとの共同制作です。
20台後半~30台前半らしき女性が主人公で、なんとももの悲しい独特の笑いを誘う、ヤミツキになるドラマ!
公開自体は2016年だそうですが(日本ではシーズン1は2017?)、少し前の2019年3月にシーズン2が公開されました。
あらすじ
あらすじらしいあらすじはないのですが…こちらが公式のあらすじです。
皮肉屋で性欲は強め、怒りに駆られ悲嘆に暮れる。「フリーバッグ」は、現代のロンドンを生きる1人の女性の心理を描き出す、抱腹絶倒かつ辛辣なドラマである。脚本・主演は劇作家でもあるフィービー・ウォーラー=ブリッジ。差し伸べられる救いの手をことごとく拒絶し、常に虚勢を張りながらも、癒しを求めるタブー知らずの女性フリーバッグを演じる。
あらすじにも記載がない通り、主人公には名前が決められていません。
姉クレアや彼氏のハリーなど、主人公以外は名前があるのに!
また、主人公がこちら(視聴者)に語り掛けてくるタイプの演出も見どころで、人の人生や内面を覗き見るような、とまどいのある楽しさがあるドラマです。
独特のシュールな笑い
このドラマの魅力はなんといってもシュールな笑い(とわたしは思ってる)。
アメリカのコメディだと笑いどころで笑い声が入るものも多いですが、イギリスのコメディは笑い声が入るものが少ない印象(わたしのイメージだけど)。
加えて、イギリスと言えば皮肉とブラックジョーク!
ドラマを見始めたころは「これは笑ってもいいのか…!?」という内容ばかりでとまどいます!
いわゆるブラックジョークが多いので、観ながらニヤッとしてしまうこと間違いなしです。
おもしろさと共にあるもの悲しさ
あくまでもコメディドラマ、という位置づけで場ありますが、悲しみ、孤独が際立つ作品です。
親友もおらず、家族とは不仲、恋人もなし、自分のカフェの経営も不安いっぱい、なのに頼れる人や心の内をさらけ出せる人はいない。
めちゃくちゃ不器用で、人のことはよく見ているのに自分のことになるといつもジョークで気持ちを紛らわしてしまいがち。
そんな彼女がどこか寂しそうで悲しそうで、でもそんな自分にすら気付いていなさそうなところが、見ていてつらい!
見るごとにじんわりハマる
1話みたところだと正直あまりハマりませんでした。
が、数話見るうちにじわじわはまり始めました。
悪意たっぷりで人を描いたり、するどい皮肉など、ニヤッと笑えるジョークに気づいたり、「この主人公、一体誰なの?」「このドラマの終着点は?」「謎がありそう」などなど…説明の少ないドラマなので見るごとに気になる部分も増えてきます!
人生に奮闘する妙齢の女性が主人公なので、アラサー以降の女性は感情移入できる部分も多いと思いますが、男性が見てももちろん楽しめると思うので、アマプラに入ってる方はぜひ!
- Amazon Primeはこちら → FLEABUG
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