感情移入できそうな読みたい本リスト3つ
年末年始の休みはいかがお過ごしでしょう?
わたしはまさに今日実家に帰ったところで、
のんびりだらだら過ごす予定です!
こたつで「何もすることない!」とか言いながら、
ゲームしたりみかん食べたりするつもりです。
「最近読んだ本」が思い出せない
こんなゆったりした休日は大好きなんだけど、
でもそんなときこそ読書をしよう!と思うこのごろ。
小さい頃から読書は好きで、もちろん活字抵抗もないし
毎晩寝る前に本を読むのが習慣になっていたんだけど、
大学生くらいからその習慣が抜けちゃった。
一人暮らしを始めたことで、規則正しい生活が送れなくなったからかな…?
そこで!
いま読みかけの本も加えてだけど、
お休み中に読みたい本をいくつかピックアップしてみました。
岸本佐知子「ねにもつタイプ」
これは読みかけ。
といってもひとつのお話が数ページ×たくさん、の短編集なので
ちょっとした隙間時間にもすぐ読めちゃう!
岸本佐知子さんは翻訳家の方で、有名なのは「変愛小説」。
この本でわたしもファンになりました!
海外の変わった愛情(=変愛)を扱った短編を翻訳され、
そんな「変愛話」を集めた短編集です。
(こちらはまた別の機会に感想書きたいなあ。)
岸本さんの翻訳する海外小説はどれもちょっと変わった、
一癖も二癖もあるようなものばかりで面白い。
そんな方のエッセイ集なので、文体はもちろん、
普段の生活や考え方も非常に変わった方で(失礼かな?笑)、
読んでいてとっても面白い短編集です♪
山内まりこ「あの子は貴族」
最近出た本なのかな?
わたしの周りのTwitterなどで少し話題になっておりまして、
装丁がかわいいこともあり購入!
久々に単行本買ったよ!
もともとはcakesという有料の読み物・エッセイのサイトで
連載されていたものだそうです。
山内さんの小説は読んだことがないんだけど、
レビューなど見る限り、アラサー女性、結婚、仕事と恋愛、
などなどを題材にしたお話が多い用で、
ちょうど年齢的にも入り込めるかな!笑
この「あの子は貴族」も、そんな時期の女性を取り巻く環境と、
また地方出身者と都内育ちのお嬢さんが主人公のようで、
これだけでもしっかり感情移入できそう。
(もちろんわたしは地方出身者のパンピーアラサーOL)
柴崎友香「寝ても覚めても」
こちらもまだ読んだことのない方の本。
以前雑誌で紹介されていて以来、気にはなっていたものの
なかなか機会がなくて読めてなかったもの。
紹介されていた内容が、
朝子という若い女性が一日に二度偶然会った青年に一目惚れをするという、メロドラマかと思わせるプロットの小説なのだけれど、賭けてもいいです、こんな物語、あなたはこれまで絶対に読んだことがないと。
- GINZA 2014 DECEMBER P.82 豊崎由美
というもの。
こんなの面白そう!!
恋愛ものも好きだけど、一筋縄ではなさそうなお話も大好きなので、
こういうメロドラマ風だけど違う!?みたいなの、
いいバランスに期待しつつとても惹かれます。
ちなみに上の紹介文は雑誌GINZAの2014年12月号の、
「本とコート」という特集の号なんだけど、
これがまたずっと保存したくなるような号だったのでおすすめです。
最初に書いた、岸本佐知子さんも載っています!
こういう風にリストアップすると、
自分の中の読書意欲や意識が高まっていいね。
さっそく買ったばかりの「あの子は貴族」を読み進めよう。
冬こそあたたかいお部屋であたたかいやさしい飲み物と読書!